カジノで儲けた勝ち金の申告と税金
オンラインカジノの最大の魅力は、お金を賭けたゲームが出来ることです。ワイルドジャングルカジノから日本人による一億円超えの高額勝利金獲得者が2012年2月と2015年3月の2度出ています。一方、宝くじで毎年サマージャンボとか年末ジャンボで、億越えの賞金が出ていますが当選金は非課税であり、確定申告の必要は全くありません。その理由は、宝くじを購入した時点で、既に税金を支払っているわけです。(それでも、当選金額を家族や友人知人などへ分配((年間110万円以上))した場合は、贈与税なるものが掛かります。では、カジノゲームでの賞金には、どういった税金の扱いかといいますと「一時所得」という形でで課税されます。
一時所得とは?
オンラインカジノで有料ゲームで楽しんでたんまり賞金を獲得した場合、日本では、一時所得として申告をしなければなりません。
次の【一時所得の対象となる所得】よりオンラインカジノの一時所得は、(1)の賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)、競馬や競輪の払戻金の部類にあたります。
【一時所得の対象となる所得】
- (1) 懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)、競馬や競輪の払戻金
- (2) 生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等
- (3) 法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものは除きます。)
- (4) 遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等
引用元:国税庁ホームページ「一時所得」
一時所得の計算方法
【一時所得の計算方法】について
獲得賞金額 - 賞金獲得するために支出した費用 - 特別控除[最高50万円 = 一時所得・frac12;ォ
計算された一時所得額と他の所得と合算で「所得税額」を計算します。
【特別控除】について
[獲得賞金] - [賞金を得るための費用を差し引いた分の金額]が、
●50万円未満の場合はその計算額になります。
●50万円をこれる場合は最高50万円まで特別控除として差し引くことができます。
また、賞金獲得のゲームでの支出した以外の負けゲームの費用は計算対象外となります。つまり、あるゲームで100万円勝った場合のそのゲームの費用は認められるが、新たにプレイしたゲームに掛かった費用は対象外だということです。
競馬を例にしてみますと”外れ馬券の代金”は差し引くことは、できないということになります。
【一時所得の税率】について
一時所得の計算方法で算出された[一時所得・frac12;]を他の所得と合計し、”(※注1)所得税の税率”を掛けて計算します。これを確定申告して税額が決定されます。ィ
(※注1「国税庁ホームページNo2260所得税の税率」)
以上のように算出された一時所得は、原則、他の所得と合計する”(※注2)総合課税”として計算額を確定申告の後税額が確定して納付の流れとなります。
(※注2)国税庁ホームページNo.2220¢麹㊨ロ税制度